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雨はべつに嫌いじゃないが、里芋が掘れないから困った。

このまま寒くなり地温が5℃を下回ると里芋は寒さに弱いからしみて腐ってしまう。

初雪が降る前に一刻も早く掘り上げなければならない。

連日雨ばかり降って予報では週末一日しか晴れなかったから、芋掘りを手伝ってくれるよう、何人かに声をかけた。

だが普段私から世話になっているくせに、そんなきつい、きたない仕事は無理とあれこれ理由をつけて誰も私を助けようとはしない。

所詮、人間なんてそんなものだ。

普段野菜をくれてやったり、いろいろと面倒見てやってるのにだーれも私を助けようとしない。


…ただ一人の男を除いてはっ…


その男とは…何を隠そう…ポルチオだっ。

彼こそ男の中の男、真の男だ。

男心に男がほれる。

ほれて、ほれられ、ほらされ、ほられっ。

やはり持つべきものはホモである。

男の中の男ポルチオはほかに二人の男を連れてきた。

みなエレキギタープレーヤーだ。

この日は曇りで風がびゅーびゅー吹いてとても寒い。

手伝いにきた人がどんな作業をするかというと、中腰でやる里芋の株の土落としだ。

決して楽な仕事ではない。

単純作業で腰は痛くなるし、指にとても負担がかかり、指先が痛くなる。

指、命のギタリストにとってこの作業は百害あって一利なし、指を極端に酷使し間接が擦り減る、決してやってはいけない仕事だ。

だが私はポルチオに「指が鍛えられギターがもっと上手くなるよっ!」とだました。

そしたら彼らは一生懸命仕事をしだした。

ああっ、単純な人達だ。

痛い指を我慢して里芋の株にへばりついたべとのかたまりを指先に力をこめて落としてゆく。

ああっ、彼らの指が蝕まれてゆく。

彼らはやればやるほどギターが上手くなると信じている。

ああっ、やればやるほど彼らの指が破壊されてゆく。

ああっ、私はこの仕事のおかげで指を痛めギターがだいぶ下手になった。

ああっ、みんな私の道連れだぁー!

みんなで下手になろう!

ああっ、こんな私は悪人かっ?

人間なんて所詮そんなものさ。
2012.11.15 / Top↑
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